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(桃太郎)白澤さまを育てることになったので、周りに「新しい育成ゲーム始めました」などと洒落の利いた報告をしてみたが、こいつがとんでもねえ課金ゲーだってことに数日経ってから気づいた

(白澤)タオくんに『なんでもいうこときくカード』 つくってあげたんだ。「使用期限とかないんですか?いつ使おうかな……」っていってるけど、ぼくがタオくんにあげたんだからタオくんがいうこときかなきゃだめなんだよ!

(一寸)桃太郎さんに「おんぶしてー」と持ちかけるも断られた白澤さまが、無邪気に笑いながら一瞬のうちに身を低くし足袋の紐を解き、それを結び直す間に素早くその背におぶさるという知能犯罪の一部始終を目撃した

(桃太郎)白澤さまが俺に手紙を書いてくれたが、中国語で読めない。
俺「何て書いてあるんですか?」
白澤さま「タオくんのおっぱいかたい、こまるってかいた」
俺「……」
白澤さま「ずっとおもってたけどね、ぎゅってしたときかたいの」
……積年の苦情だった

(鬼灯)牛目が「たかいたかいしろ!たかいたかいしろよ!」としつこく言ってくるので「お前のモノを頼む態度の方が高い高いですよ」と返したら、
「そのかえしなかなかポイントたかいたかい!」とか言ってきたので殴っておきました。桃太郎さんコイツのことちゃんとしつけてくれませんか

(桃太郎)白澤さまが「タオくん」と真剣な表情で呼ぶので「どうしました?」と聞いたら「ぼくたちまいにちあってるよね。あいすぎだとおもう。ちょっとはなれてみよ」って突然ふられたし別れても結局一緒に住んでるし本当に離れたら泣くし

白澤「ぼくがおねしょしたんじゃないよ、ち×こさんがしちゃったんだよ!」
桃太郎「へーちん×さんってこんな歳から別人格なんスか俺初めて知りましたとりあえず着替えましょうね」

(桃太郎)今白澤さまを連れて衆合地獄に配達に来てるんスけど、「かわいーい」と集まってくる女性を見て照れる訳でも喜ぶ訳でもなく「みんな、ぼくといっしょにしゃしんとりたい?」とか言ってニコっとしててアンタ自分がモテるってことちゃんと分かってんのな!

白澤「しりとりしよ!」
桃太郎「じゃあ国名でやりましょうか」
白澤「うん!じゃあねえー……アンティグア・バーブーダ!」
桃太郎「は?」
白澤「アンティグア・バーブーダ!」
桃太郎「あん…それ国名スか?……え?ああえっと……ダ?は?ダ!?」

(鬼灯)桃太郎さんに「俺怒ってるんスけど。こんな時なんて言うんですか?」と言われたのに対し偶蹄類は「タオくん……あいしてるよ」と上目遣いで囁いていました。桃太郎さんは「俺はそんなこと言ってほしいんじゃなくて!」と返していましたが、笑ってしまい説教はグダグダに。何やってるんですあの人

(鬼灯)桃太郎さんが今度こそ『ごめんなさい』を自分から言わせようとして、「こんな時は何て言うんです?」と聞いたらアイツは「こらー!」といつも桃太郎さんが言うらしい台詞を吐きました。横で私が「ごめんなさいでしょうが」と教えても「しょうが?」とか言いますし

(桃太郎)食事中白澤さまが「アーンしてくれなきゃたべられないかもしれない」と言うので、「一口だけですよ」と言いスプーンを口へ運んでやった。するとまたすぐ首を傾げながら、「もうひとくちっていったらきらいになっちゃう?」とか聞いてきた。
甘ったれめ……別に嫌いにならねえッスよ

(桃太郎)白澤さまを留守番させて配達に行こうとしたら足をガッチリホールドして動かないので、 仕方なく足にくっつけたまま一緒に店を出た。
30分で着くはずが1時間かかったし、余計な買い物までさせられたけどたぶん幸せだ

(桃太郎)昼寝のために背中トントンしてやっても白澤さまがなかなか寝付かないので、「眠くないんです?」と聞いたら「タオくんがねてるところみたいからねない」と言ってきた。自分が寝た後、俺も一緒に寝ると思っているらしい。しばらく頑張ってたけどすぐに寝てしまった。可愛い

(白澤)みんなはなんでパピコが2ついりなのかしってる?なんでゆきみだいふくが2つはいってるのかしってる?
たいせつなひとと、はんぶんこするためなんだって。だからぼくはいつもタオくんといっしょにたべてるの。みんなはだれとたべるの?

(桃太郎)一時はどうなるかと思っていたが、白澤さまが可愛すぎてつらい。俺がこんなに子供を可愛いと思えるなんて予想外すぎる。子供なんてただ面倒くさいだけだって思ってたのに。夜中泣かれようがいたずらされようが可愛くてたまらない。
これが母性か?俺男だけど

(桃太郎)白澤さまが駄々こねて「タオくんきらい!」と言ってきたので、ある作戦に出てみた。
俺「嫌いなら俺ここ辞めて新しい人に来てもらいますよ」
白澤さま「やだー!きらいー!」
俺「実はもう来てもらってるんです。どうぞー」
鬼灯さん「はいどうも」
白澤さま号泣←イマココ

白「どうぶつのマネする!」
桃「おお、じゃあ猫は?」
白「にゃー」
桃「じゃあライオンは?」
白「がおー」
桃 「じゃあ虎は?(ふふ…ライオンと同じだと言ってからかおう)」
白「我は李徴。臆病な自尊心と尊大な羞恥心により」
桃「!?」

(鬼灯)現世の番組を観て「なまはげなんてぜんぜんこわくないもん」と牛目が言ったのを聞いたらしい桃太郎さんが、「大きい風呂敷と天狗のお面か何か持ってます?」と。簡易なまはげを作ろうとしていたのでせっかくやるなら本格的に、と今から八寒地獄へ依頼しに行くところです

(桃太郎)白澤さまがわがままばかり言うので「俺もう知りません」と言ったら
「いやぁぁぁ!タオくんしってて!ぼくのことしっててぇぇぇ!!」
頬の内側を噛んで笑いに耐えた後言うことを聞く約束をしたら、「しった?タオくんぼくのことしった?」と鼻水垂らして聞くからもう耐えられなかった

(一寸)忙しい桃太郎さんの代わりに白澤さまの面倒を見ていた時。昼寝から突然飛び起きて第一声が、「タオくんじゃない!!どこおぉぉ!!!」と大号泣。いくらなだめても泣き止まない。桃太郎さんが戻ると、袂を握ったまま離れなくなってしまった。この人の相手は桃太郎さんじゃないとダメなのか…

(桃太郎)白澤さまと手をつないで寝ている時、急にバッと手をほどかれたので少し残念に思って目を閉じていると、突如ガバッと引き寄せられて
「てつないでるとぎゅーできないから」と耳元で。
こんな幼くてもイケメンかよこの人…

(桃太郎)俺が仕事してる横でお絵描きを始めた白澤さま。
白澤さま「じょうずにかけたらすごいっていってね!」
俺「上手くない時はどうすればいいんスか?」
白澤さま「だまってて」

(桃太郎)白澤さまに「はたしじょう」と書いてある手紙をもらった。
開いてみると、「たおくんだいすき」と書いてあった…う、受けて立とうじゃないッスか!
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